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数学カフェ

皆さんのオススメ書籍のまとめやセミナー情報を掲載します。

2016年もありがとうございました。

本年も沢山の方にご参加頂いた数学カフェ。
おかげさまで私自身も様々なことを学ぶことができ、
大変感謝しております。

皆様への今年のお礼と振り返りのため、記事を書いてみようと思います。
スライドは、公開できるものは公開させていただきます。
追加できていないものがありましたらどうぞお教えくださいませ!

目次

今年扱ったテーマ一覧

タイトル 講演者 参加者数
1月 第10回 数学史 発表者のべ11名 45名
2月 第11回 暗号 縫田光司さま、光成滋生さま 48名
3月 第1回 数学鍋 LT沢山 15名?
4月 第12回 重力波 久徳浩太郎さま、正田亜八香さま、LT発表の皆様 40名
5月 第13回 素数!! せきゅーんさま、tsujimotter さま、ハッカーしょうこさま、素数姫さま 62名
7月 第14回 圏論 杵渕朋彦さま、s.t.さま、松森至宏さま 76名
7月 第15回 発展編(復習回) 過去の発表者の皆様(Special Thanks 細矢治夫名誉教授、小谷義行名誉教授) 26名
9月 第1回 予習回(楕円曲線の Weil 予想) ありさま 20名?
9月 第16回 圏論 のらんぶるさま、ぴあのんさま 63名
10月 第1回 MathPower D言語さま 沢山!!!
10月 第1回 数理生物回 nkjmu さま、中の人、s.t.さま 42名
11月 サイエンスアゴラ(4次元を見てみよう) たくさんの皆様! 15名??
11月 第17回 数論の様々な話題 せきゅーんさま、jelly_in_a_tankさま、tsujimotterさま 45名
12月 忘年会 たくさんのLT!!!!! お世話になったみなさま!


本当に沢山のことを学びましたね!
最近では Weil 予想物語なども参加させていただいていますが、
圏論の知識や数論の知識など、学んだことが生かされているような実感があります。
よく復習して身につけたいなぁと思う次第です。

沢山の方と出会うこともできました。
改めまして、本年ご協力頂いた皆様、ご参加くださった皆様、ありがとうございます!


では!個別に振り返っていきたいと思います!

数学史

概要はこちら。
eventdots.jp

一度数学史を概観してみたら、何か見えてくるかな?と思い、開催した回です。


古代バビロニアユークリッドに始まり
数学でよく使われるプログラミング言語Mathematicaの開発者
ウルフラムまで、
一度に発表するというなかなか無い機会でした!
機器などの不具合などもありましたが
ご参加してくださった皆様、
質問などで大いに盛り上げてくださり、
誠にありがとうございました!
今回の発表資料のリンクを
順次掲載していきますのでぜひご覧くださいませ。
コンテンツは以下の通りです。
(実際のタイトル、順番と異なる場合があります)

0) 今なぜ数学史なのか
1) 数学のはじまり(ユークリッド数学原論
2) アルキメデスからコーシーまでの微積分の歴史
3) 代数学の歴史
4) 3人の100年に一度の天才数学者たち(切手にもなってる)
5) ガロアの20年
6) 代数トポロジーに光を(ポワンカレ)
7) 15分でわかる(範囲の)ベイズ統計学
8) 数学を数学で数学した人たち(数学基礎論
9) ウルフラム
10) Jacques Herbrand と整数論

また、今回発表した数学者を一覧できる
ネットワーク図はこちらです。
HISTOIRE DES MATHEMATIQUES - #mathcafe

数学者の顔をぽよんぽよん動かして遊べるだけでなくw
クリックするとwikipediaに飛んで勉強することもできます。
ぜひぜひご参考になさってください。
(内容の詳細はこちら:
www.facebook.com

今回は渋谷のdots.という
とても素敵な会場を使わせていただきました。

dots. [ドッツ] - IT勉強会・セミナーなどのイベント情報サイト

受付等お手伝いしてくださった会場の方
本当にお世話になりました。
ありがとうございます!

暗号

内容は下記の通りです。

eventdots.jp


暗号分野の概観と数学
有限体/ElGamal暗号の紹介と暗号に使用される楕円曲線


暗号は、数学が実社会に応用化されてきた
ひとつの大きな具体例であると思います。
数学のどのような性質が着目されて応用されてきたのか
運用上、どのような性質が望まれるのか
さらには、暗号の改良とともに
活用される数学にはどのような発展が見られたのか、
理解することが出来たのではないかと思います。
今回エンジニアだけでなく数学者の方も多く参加され、
大変盛り上がりました。
今後も引き続き、
熱い思いをもって課題に取り組む皆様の熱量を得つつ
精進していきたいと思います。

光成さまのスライドはこちらです。

www.slideshare.net

会場は、サイボウズ東京本社をお借りしました。
とてもきれいで、また遊び心あるオフィス。とても魅力的でした!!!
諸々ご手配くださいました光成さま、ありがとうございます。

また、縫田さま、本職の方に来ていただきご講演を聞くことができて、本当に刺激的でした。
ありがとうございます!

数学鍋

この頃はまだ内輪の集まり感があったので、我が家でわいわいと鍋をしました。
想定以上に人が来てしまって、ξ が足りなかったりしまして申し訳ない。。
色々楽しかったですね!



重力波

現役の研究者の方々にお越しいただいて、とても熱いトークを聞くことが出来ました!!!!
正田さんの発表は、とてもわかり易く、優しく、しかし研究者としての熱が篭ったものでしたし、
久徳さんの発表は、理路整然と、理論研究をされる方の知的さがあふれるものでした!!!!
(二次会でも久徳さんはさらなる解説をしてくださいました!)

間のLTも盛んで、学びたい!という気持ちが溢れていましたね。

概要はこちらです。
第12回 数学カフェ 「重力波」 - dots.[ドッツ]

この回から、東大の教室をお借りすることになりました。
ご協力いただけたおかげで、長時間の会を開けるようになりましたし、
また、多くの方に参加していただけるようになりました。
ご協力くださった先生に心から感謝をしております。

正田さん、素敵な講演をありがとうございます。多くの方から、わかりやすくて情熱に溢れていて、よい講演だったという感想がありました!理系の女性として、正田さんの様なかたのお話をもっと聞きたい!してほしい!という声も!

久徳さん、基礎的なところから丁寧にお話をしてくださってありがとうございます!理解の及ばないところもありますが、物理の世界への応用の例を知ることができました。またぜひ遊びにきてくださいね!


素数!!

この回から、1回6時間が定番になったような?!
食べる ζ 関数も作りました!

内容の詳細です:
eventdots.jp

当日の様子はこちら:
togetter.com


作ってくださった塩鯖さん、本当に美味しかったです!ご準備大変だったと思うのですが、本当にありがとうございます。段取りの仕方など大変参考になりまして、以降私も数学カフェセットをトランクに入れて持ち込むようになりました!

レシピはこちら!
daifku.hateblo.jp


そす恋とのコラボも!:
p.1yen.jp
素数姫さま、とも姐さま、お休み中にもかかわらずご協力くださりありがとうございます!
お二人とも優しくて、そして仕事が出来て!!とっても感激です。
本も楽しみにしています!→ p.1yen.jp


この会は特に、楽しい会にしよう!という熱が溢れてまして、打ち合わせもとっても楽しかったです!^^
辻さんのお誕生日のサプライズも楽しかった〜。(´∀`*)
最近はオープンになりすぎたので、内輪感が出しにくいのがちょっと悲しいですな。

その他、あかちゃんも参加してくれたりと、楽しい回でした!

【第13回素数カフェ】 5/7日は、 文字通り【1日中素数漬け!】ということで... - 数学カフェ #math_cafe | Facebook


つじさんの長時間講演を初めて聞きました。とても忙しいのに、深い理解をしようと努力されて、発表される姿に感銘を受けました!何度も来てくださって、本当にありがとうございます!

せきゅーんさん、ユーモアと素数への思いあふれる講演をありがとうございます!時間の割り振りなどについてはあまり考えられなくて反省点です…。話し足りなくてみんなで5次会まで行ったのも楽しかったですね!また来てくださいね!


ハッカー祥子さん、素数大富豪アプリの発表、良かったよ〜〜〜!!!!引き続き素数大富豪もりあげていこう!笑


圏論

数学カフェ、過去最大の参加者数?!の圏論回です。圏論人気が伺えますが、注目されていると言うだけでなく、やはりその後学ぶ数学の様々な議論で登場してくるので、この機会に学ぶことが出来、とても良かったと思っています。
松森さんにとても丁寧に圏論の初歩を解説いただき、杵渕さんにはとてもわかり易く、応用例をお話しいただきました。
s.t.さんの分が少なくなってしまったのが大変申し訳なく、反省です。。。

概要はこちら:
eventdots.jp

当日のまとめはこちら:
www.facebook.com

杵渕さんのスライドはこちら:

www.slideshare.net


杵渕さん、講演の内容だけでなく、会の運営などについても様々なご助言を下さって本当にありがとうございます!沢山のことを参考にさせていただきました!!!ありがとうございます。講演も、さすが、多くの方が感銘を受けていました!!!!次回もまたぜひ、発展編などとしてご講演くださいませ。

松森さん、わかりやすく話すために多少ごまかすということをせず、厳密な表現を保ちながらお話いただいて、数学を学ぶことについてより深く体験できたと思います。基礎の部分こそ、広く見渡せる方にお話しいただくことが出来て本当に良かったです!ありがとうございます!また来てくださいね〜!

s.t.さん、時間がなくてすみません。(s.t.さんのお話を楽しみにしてくださった方もすみません。。。)これからもよろしくお願いします!!!!><



発展編!!

togetterはこちら。
togetter.com


過去の数学カフェ参加者に向けて、過去の内容をさらに深めて発表していただきました。
どうしても復習したいですしね。

この回でも、様々な方にお話いただき、とても楽しい機会でした!

内容はこちら:
eventdots.jp

※資料は内部向けです。

予習回(楕円曲線の Weil 予想)

なんと一人あたりプレゼン時間、数学カフェ史上最長!の回。
ありさんによる、楕円曲線の Weil 予想でした。

ありさんにご参加いただくようになり、私自身も学ぶことに対する意欲が高まり、心から感謝しております。
また、このあたりからWeil予想物語の企画が立ち上がり、深く学ぶ機会を作って下さる原子心母さんやありさんに心から感謝しております。ありがとうございます!!!今後共よろしくお願いします!

内容はこちら:
eventdots.jp

ありさんノートはこちら:
数学カフェ予習回_楕円曲線のWeil予想.pdf - Google ドライブ

圏論

ばりばりの超k…超気鋭の研究者であるのらんぶるさん、ぴあのんさんをお呼びした回です!
お二人のおかげで、沢山の数学科の方に来ていただくことができました!ありがとうございます!

内容は、圏論回の内容を既知としたために難解でありましたが、ぴあのんさんの講演はこれからの数学の世界を背負っていく人としての情熱に溢れていて、多くの人が、数学の研究が生まれる瞬間を経験することができましたし、のらんぶるさんの講演は親しみやすさ(ダジャレだけではない)と高度な内容とが本当に絶妙に混ざっていて、内容だけでなくプレゼンの仕方についても勉強になりました。

内容はこちらです。
eventdots.jp

そして、ぴあのんさん!DC1、おめでとうございます!!!!!!
のらんぶるさんも、遠方から来てくださって本当にありがとうございます。復習セミナーをぜひしたいと思います!またの機会にぜひぜひお越しくださいね!

MathPower

35時間ぶっ続けの数学のお祭り、MathPowerが開催されました。
mathpower.sugakubunka.com

ロマンティック数学ナイトに、数学カフェの山口さんが登壇してくださいました!!!

数学を学ぶ人に向けた優しいメッセージでしたね。感動で涙が…。。。

発表スライドまとめを発見!:togetter.com

山口さんのスライド:

www.slideshare.net


山口さんからはいつも、示唆に富むご意見を頂いています。
どうぞこれからも、数学カフェのサポートをよろしくお願いいたします!!!!



数理生物回

今後も数理生物に焦点を絞って、議論が多めになるような回を開いていけたらという思いで開催しました。
s.t.さんはスライドを後日アップしてもらえるのかな??

ゆうさんの微生物愛がほとばしる回で、また、多くの人からご意見を出していただくことが出来、とても楽しい回でした!
私も発表がわかりやすくなるよう、もっと精進せねば…。。。ゆうさん、そしてアレンジをお手伝い頂いたありさん、ありがとうございます!今後もぜひ試行錯誤してまいりましょう!

connpass.com


サイエンスアゴラ(4次元を見てみよう)

5月から準備をしてきたサイエンスアゴラの企画!
社会人の皆さんが週末集まり、開発をしていただきました!!!!!

特に開発担当の荻さん、山口さん、はっちゃんさん、三浦さん!!!!!
ありがとうございます!ありがとうございます!!!!!

みんなの力を結集すると、いろんな事が出来るのだなぁ〜と学びました。
まだまだこれから出来ることも沢山ありますし、ぜひ発展していくといいですね。

内容はこちらにまとめてあります。
qiita.com


数論の様々な話題

5月につじもったーさんやせきゅーんさんに素数についてお話いただきましたが、
数論のその先の話題も知りたいと思い、ご依頼しました!ご快諾ありがとうございます!

辻さん、せきゅーんさん、ゼリーさん、と、お三方のお話の中で、
数論の1つの分野がどんどん発展していくさまを1つの流れとして捉えることが出来たように思います。
特に私は、高さなる概念を初めて学んだので、とてもおもしろかったですし、力学系とのつながりを応用出来ないか、考えるようになりました。

内容はこちら:
eventregist.com

会場はサイボウズ本社をお借りしました!
光成さま、高熱で大変なときに、本当にありがとうございます。。。
仕事に対する責任感など、学びました。

ゼリーさん、パティシエの方なのに?講演ご快諾くださってありがとうございます!
ぜひ引き続いて深めたい話題ですので、またお話できる機会を楽しみにしております!!!


忘年会

過去の参加者の方(ご連絡先がわからない方にはお送りできなかったかもです…。。。すみません。。。)と忘年会をしました。いくつかのLTがあり、とても楽しく過ごすことが出来ました!

場所はこちら。
tabelog.com

世界中の様々なビール(75種類!)などが飲み放題で、プロジェクターやマイクなども使えてとってもお得でした!
オススメです!


今年ご参加頂いた皆々様、
運営を陰で支えてくださった皆々様!!!!!!!!

さかぴさん、D言語さん、まつけんさん、三好さん・・・いつもお手伝いしてくださって本当にありがとうございます!
本当に本当にありがとうございます!大変お世話になりました。


来年は、もっとレベルアップしていけるようにしたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。


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サイエンスアゴラ企画の総括

アドベントカレンダー、本当は22日目の記事です。

総括を書くのがだいぶ遅くなってしまいました。。。
すみません。

今日はもう最終日の25日になってしまいますが、
アドベントカレンダーを通じまして、本当に様々な方にご協力を頂いたなぁと実感しています。

 

コンテンツを作り、多方面でイベントを率いてくださった

荻さん、山口さん、谷山さん、はっちゃんさん、Unitusの皆様、高窪さん、

メンバーを率いてくださった一ノ瀬さん、

場所を貸してくださった後藤さん、

人を紹介してくださった岩淵さん、

効率のよい開発を支援してくださった近藤さん、

会計をお手伝いくださった狐さん、

当日お手伝いいただいた石渡さん、石山さん、大場さん、清水さん、三好さん、

記事を書いてくださった比留間さん、もっちょさん、

そして、今回のアイデアを提案してくださった三浦さん、

 

その他、当日まで様々ご助言くださった皆様、

おこしくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

イベントをきっかけにして、

日々活躍する皆さんで力を合わせて、アイデアをかたちにすることが出来ました。

 

本当にありがとうございます。

 

記事を日々拝見しながら、

本当に多くの方のご協力をいただけたのだなぁと嬉しく思いました!

 

また、中には反省点もあって、

今回のコンテンツの改善点も多々あります。

このことをきっかけに、ぜひ集まりが続いていくことを願っています。

 

特に、メンバーからはこんな希望も!

 

D言語さん:4次元エディタ完成させたいです!

三浦さん:

それは僕もやりたいです!

あとは複素関数の可視化をやっている人たちが結構いるようなので、その辺も協力しあって統合させてみる。その他、Touch対応も!

荻さん:4次元のライティングと物理演算!

谷山さん:

グラフィックデザインの多次元化(4次元化)」の研究開発

現在の写真やイラストなどの2次元画像は主にRGBやCMYKデータで作られていますが、デザイナーやアーティストの脳裏に思い描いているイメージを印刷生産工程まで反映させるにはとても情報量が足らないので、4次元カメラなどを用いて、4次元情報をグラフィックに持たせたいです(2次元情報→3次元〜4次元化→2次元化)

次元を上げた時に出る欠損部分はAI(ディープラーニングなど)で補いたいです。

理論が今回のアゴラの活動と合致するので、今後もこの活動と関わりたいです。またできれば日本デザイン学会で発表したいです。

この概念は調べたところまだ世の中に存在しないみたいです。

これとは別に、4次元カメラを用いた、絵本、インタラクティブアートなどの創作、コンクール出展(文化庁メディア芸術祭など)! ライティングの綺麗なUnrealEngineが気になります☆

 

 

まだまだ出来ること沢山ありそうですね!

数学カフェとしても、これからも様々な人同士の出会いの場となるよう

頑張っていきたいと思います!

どうぞこれからもよろしくお願い致します!

 

 

 

非数学専攻が見た4次元VR体験

正直申し上げて、後悔しているのです。

こんばんは。鯵坂もっちょです。

この記事は、数学カフェ_4次元コンテンツ出展の記録 Advent Calendar 2016、15日目の記事です。

私について

「数学のファン」と名乗ってtwitter@motcho_tw)やブログ(アジマティクス)などで、さまざまな数学的活動をしています。

そんなわけなのでときおり日曜数学会や数学カフェの方にも参加させていただいていたのですが、それが縁で今回このような運びとなりました。よろしくお願いします。

当日のことについて

サイエンスアゴラ自体には日曜数学会としても出展しており、その日は私も出展者の一人としてD会場(東京都立産業技術研究センター)のほうで登壇しておりました。

日曜数学階の展示も朝から終了時まで継続したものだったので、一時的に抜け出して、数学カフェさんの方にお邪魔させていただきました。数ある展示の中で、これだけはどうしても見ておきたかったのです。ですが、

正直申し上げて、よくわかりませんでした。

「後悔している」と冒頭で書いたのはそういうわけでした。もっと説明を聞けばよかった。実際に映像を見た後に少し掲示の方も見ましたが、やはりあまりよくわかりませんでした。

4次元というもの自体には大変興味はあったのですが、あったからこそ、もっとたっぷり話を聞いておけばよかったと思いました。

このアドベントカレンダー13日目の分かりやすい解説などを読むにつけ、より一層後悔の念が募ります。このような説明を受けてから映像を見ていれば、また違う感想も抱けたのかなとも思います。

今回、このような場を用意してくださりありがとうございました。私からは以上です。

サイエンスアゴラに来てくれた小学生たち

数学カフェ、サイエンスアゴラアドベントカレンダー

16日目の記事です。

 

今日は簡単ですが、印象的だった小学生さんのお話をします。

 

今回の企画は、小学生には難しい内容を扱いました。

そのため、小学生には、ゲーム的な、ビジュアル的な、楽しさを味わってもらい、

新しいテクノロジーへの感度を高めてほしいなぁと思っていました。

 

ところが!驚きです。

小学生2名と、高次元についてかなり深掘りしたお話をすることができました!

 

3次元の立方体を4次元に持ち上げると裏返すことができる、

という知識を知っている子がいたり、

はたまた、図形と方程式の関係性について簡単なレクチャーをしたり。

 

代数と幾何が繋がること、

その上で、次元という概念は一体どんな意味を持っているのか、

など、研究の発展の歴史について話をすることができました!

 

こんな素晴らしい子に出会えるのは喜びです!

上手くお話できたら良いのだけれど。。

 

今回、大規模なイベントに参加することで、

沢山の中高生、小学生に、数学に興味を持って頂けたら、とてもうれしいです!

 

明日は、近藤さんが、ミーティングの方法についてアップしてくれます。

 

どうぞお楽しみに〜。

 

 

 

【サイエンスアゴラ】マーケティング・PRについて

こんにちは。数学カフェの中のひとまろです。

 

このアドベントカレンダーも企画・運営関連の話を含めていきます。
本日は、マーケティング・PR方法についてです。


当日は、来場者数が多かったこともあって、Oculus Riftだけでも全く途切れず、125名の方に体験していただきました。タブレット・ハコスコのみの方も含めると、更に多くの方に体験していただいたことになります。

(改めまして、本当に有難うございます。)

 

おかげさまで大成功、となったのですが、今回マーケティング・PRはどのように行ったのでしょうか?それでは、本日の記事のはじまりです!

 

目次

 

1. マーケティングとは

さてさて。

まず、マーケティングとは何か、から始めます。

 

マーケティング - Wikipedia

マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

 

数学カフェは企業ではないですが、来場者がどのようなことを求めているか考え、コンテンツづくりに活かしました。どんな人が来るのか、どんな人に届けたいか、彼ら・彼女らはどんな体験をしたいのか、それぞれ考えていきました。

 

2. 来場者層の推定とコンテンツ考案時の対策

この項目は、

 

a. どんな人が足を運んでくれそう?

b. このコンテンツを誰に届けたい?

 

という2つの観点から考えました。では、各々見ていきましょう。


a. どんな人が足を運んでくれそう?

 

まず、サイエンスアゴラというイベントの過去の来場者の統計を見て、
どの層の来場者が多そうか考えました。

(分析内容は今回省略します。)

 

b. このコンテンツを誰に届けたい?

みんなで色々と話していく中で、日頃数学カフェに来て下さる方々や、数学者の方だけでなく、数学を深く学びたいという中高生にも届けたいと考えました。

それぞれを加味して、下図のようにターゲットの特徴とコンテンツ考案時の対策を考えていきました。

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3. 各来場者層に合わせたPR方法

PR方法は、主に次のようなものがありました。

a. SNSを利用した告知

b. ビラを利用した告知

 

それぞれの特徴と、リーチできるターゲットは次の通りです。

 

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4. 事件は現場で起きてるんだ!

当日の告知は、主に子供に向けては、タブレット端末やハコスコのことを伝えられるよう心がけながら声掛けを行ったり、通りすがりの人も目につきやすいようポスターやテーブルを配置しました。

通り掛かる子どもたちに声をかけ、まずは体験してもらうと、色々な画像が体の動きとともに位置を変え、VRそのものについて面白いと思ってもらえたようでした。


また、ためしにテーブルの上に、ルービック・キューブを置いてみたところ、
ちびっこたちを沢山惹きつけることができました。
(でもルービック・キューブに夢中になってしまった感もあるけれど。)


5. 感想

当日会場では想定以上に多くの方に来ていただくことが出来ましたが、事前にPRについてよくよく考えた成果が出たのかなぁと思っています。高校生も沢山来てくれましたし、今後の進路選択の参考になったり、数学やVR技術の楽しさを知って頂けたら幸いです。

また、本当は来場者アンケートを取る予定だったのですが、あまりの混雑で実施できず…。実際どの程度、今回のマーケティングが成功したのかは不明です。次回も行うとしたら、もっと負担のない検証方法を考えてみたいと思います。


それでは、読んでくださりありがとうございました!

明日は、理科大Unitusの皆様による、タブレット端末のコンテンツ開発についてです!よろしくお願いいたします!

明日もどうぞお楽しみに〜。

サイエンスアゴラ出展の経緯

こんにちは。

数学カフェの中の人です。

 

サイエンスアゴラ出展ふりかえりアドベントカレンダー2日目。

今回は、サイエンスアゴラ出展の経緯を書いてみようと思います。

 

目次

 

 

数学カフェとは?

 

数学カフェは、

数学を学びたい!という熱意さえあれば、

どんな人でも参加できる、本格的な数学勉強会です。

参加のルールはただひとつ。

頑張る人のことを尊重する、ということです。

毎回テーマを決めて、その分野の専門の方などに講師をしていただいています。

 

2015年の3月から、1年10ヶ月の間に、

月1ペースで、スピンオフも合わせると19回開催しています。

 

一般向けにもかかわらず、約6時間に及ぶ長丁場ですが、

最近では70名近く集まる回も多く、

熱意ある人が多くいらっしゃるのだなぁと嬉しく思っています!

 

参加者のバックグラウンドは幅広く、

異分野を学びたいという数学科の学生の方や、

リタイヤされ、再度深い学問をしたいという方、

数学・物理・工学専攻の社会人の方、

はたまた、これから数学を学びたいという文系の方、

中には、子育て中で、赤ちゃん連れの方も(数学専攻ですが)。

 

 

 

一般向けとは言えど、

極力妥協せず、きちんと数学を学べる場にしたいと思いますし、

数学カフェはあくまできっかけで、

参加したことを契機に本気で数学を学ぶ人を増やしたいという思いがあります*1

 

 

過去のテーマ一覧は次の通りです。

 

  1. プログラミング言語代数的構造を導入するには?
  2. フラクタルとはなにか?
  3. ゲーム理論とその応用
  4. 数理最適化
  5. ファットグラフモデル(生物学への応用、Kontsevich の研究成果)
  6. 折り紙の数理
  7. データサイエンスの数理 
  8. データサイエンスの数理2(トポロジカルデータアナリシス)
  9. コンピューター将棋/トポロジカルインデックス
  10. 数学史
  11. 暗号
  12. 重力波(検出器から一般相対性理論まで)
  13. 素数!!
  14. 圏論 圏論の基礎、型と圏
  15. 復習回 過去の講演の発展編
  16. 圏論2 「数学における圏論の機能」「数論における圏論
  17. 数論の諸分野
    「クンマーの合同式ゼータ関数の左側」
    「岩澤類数公式」
    BSD予想の紹介」
    「高さ入門」
  18. スピンオフ企画「楕円曲線のWeil予想」
  19. 数理生物回1

 

様々なテーマを扱うことができました。

特に応用の回は、

日本語の文献も少ないような最新の結果に触れることが出来ますし、

数学についても、1日で分野のイントロを学べて、

勉強の目標が出来た!とか、

もっと数学をきちんと学びたい!といって、自主ゼミを開始されるなど

とてもうれしい変化が起こっています。

 

ひとえに、素晴らしい講師の皆様と、熱意ある参加者の皆様のおかげです。

ありがとうございます!

 

数学カフェの目指すもの 

 

このように、多様な人々が集まる中で、

新たな夢が湧いてきました。

 

それは、

 

「数学を軸にして出会う人達を繋ぐ場として、

新しいモノづくりができるようにしたい!」

 

というもの。

 

やはり熱意ある方々が集まる場ですので、

みんなでコラボ出来たら、とても面白いことが出来るのでは?!

と思っていました。

 

 

特にプログラマーの方も多くいらっしゃるので、

新規性のある数理的な手法の実装が出来たらいいなぁと

思っていました。

 

 

そんなとき、昔お世話になった数学者の三浦さんの4次元積み木への思いを聞き、

 

ぜひご協力させていただきたい!

 

と思ったのでした。

 

実際、賛同してくださる方はとても多く、

素晴らしい船出を迎えることが出来ました。

 

 

様々な人の良さを活かせた、サイエンスアゴラ

 

今回、数学者の方とのコラボを通じて、

よい人材のマッチングなどが出来たのではないかと思っています。

 

 

数学者の方には、新規性のある手法のアイデアがあった。

プログラマーの方には、それを実現させる技術があった。

デザイナーの方は、より美しく、魅力的に見せる方法を知っていた。

社会人の方には、よいチームワークを達成する経験があった。

みらい研究所には、VR技術を体験でき、多くの人が集える場があった。

そして数学カフェには、

大きなイベントに企画を通すために必要な、十分な活動実績があった。

 

その他にも、様々な力を持った人たちが、

各々の技術を出し合って、1つの作品を完成させることが出来たと思います。

 

違う分野の人と共に仕事を進めることで、

仕事を進めるときの良い技も学ぶことが出来ました。

 

 

今回のイベントをきっかけにして、

普段の生活では知り合えないような多様なメンバーと共に

ひとつの仕事を成し遂げることができました。

 

数学カフェとしても、ひとつの大きな目標を実現させることができました。

これからも、こういった素晴らしい出会いの場に出来るように、

今回の経験を活かしていきたいと思っています。

 

皆様、お疲れ様でした!&ありがとうございます!

 

 

最後になりましたが、

昨日、三浦さんの4次元積み木への思いがアップされました。

 

 

blog.miurror.net

 

今回数学カフェを通じて、

三浦さんが試行錯誤してこられた課題を、

プライベートの集まりによって解決への一歩を踏み出すことができたこと

とてもうれしく思います。

 

今後も、新しいカタチの、学際的な研究が起こる場にしていきたいと思います。

 

読んでくださりありがとうございました!

 


明日は、4次元立体視の仕組みについてアップします!

乞うご期待です!

 

qiita.com

*1:

※奇しくも、WELQの問題が話題になっています。

医療という生命に関わる分野でありながら

科学的根拠を持たない記事を量産するなどの問題が指摘されていました。

詳しくはこちら。

 

bylines.news.yahoo.co.jp

 

この件を通じて、科学リテラシーというものについて

再度深く考えさせられました。

思考力というものは、与えられて得られるものではなく、

自発的に訓練することによって得られるものと思っています。

数学カフェは、数学を通じて、自発的に考え、深く学ぶ習慣を持つ人を、

一人でも多く増やしていく場にしたいと思います。

読み物として楽しい、数学関連書籍

読み物 オススメ書籍

今日は、読み物としてオススメの数学書籍をまとめてみました。

まだまだおすすめがあると思いますので、

どしどしご応募くださいませ。(人´∀`*)

 

オススメしてくださったのは、木原克直さん。

確率論を修士まで専攻された後、報道関係に就職され、

日本中を飛び回っています。

特に社会福祉、教育と地方創生をテーマにしたお仕事をされています。

 

数学教育、特に数学を学ぶ女性を増やすにはどうしたらよいか

よくお話させて頂く機会があり、その中で、

人の目線に寄り添って傾聴する姿勢を、

とても尊敬しています。

そのベースとなるのが、日々の沢山の読書でしょう。

 

個人的には、
そんな木原さんに、
ぜひぜひ!数学の楽しさを世の人に楽しく伝えてほしいなぁと思っています!

 

そんな木原さん、オススメの書!!!!

 

 

バナッハ=タルスキの逆説 豆と太陽は同じ大きさ?

バナッハ=タルスキの逆説 豆と太陽は同じ大きさ?

 

 

分野:数学基礎論(主に選択公理
対象:大学2年生くらい(集合と位相を少し触ったあとに)
オススメポイント:

習い始めると分かったような分からないような気になりがちな分野だが、本書を体験すると手触り感が得られる。

 

 

 

天書の証明

天書の証明

 

 

 

分野:幅広い分野
対象:部分的には高校生も読める。

オススメポイント:とにかく美しい。「美しい!」って叫びたい時に読むのに最適。(装丁、デザインも)



 

完全なる証明―100万ドルを拒否した天才数学者 (文春文庫)

完全なる証明―100万ドルを拒否した天才数学者 (文春文庫)

 

 


分野:幾何(主にポアンカレ予想
対象:幅広い方に(読みものです)
オススメポイント:予想の面白さもさることながら、ロシアの数学を通して「数学の学び方」「研究のあり方」についても考えたくなります。

 

木原さん、ご協力ありがとうございました!!
今後も数学カフェでは、初学者の方などのガイドになるような情報をまとめていきたいと思います!
ご協力、ぜひぜひよろしくお願いいたします!&更新をお楽しみに!